ども。
先週土曜日の話ですが、西田が帰国しました。

先の日本人会大会で練習では見たこともないキャッチングとポロリ無しのホームタッチアウトで
メダル確定の試合終了を決め、あぶさん伝説帳に新たな1ページを刻んだ感動と興奮のプレーからほんの数日で送別会を実施し、その二日後には帰国という、慌ただしい1週間でしたが、
7年間に及ぶシンガポール生活=あぶさん生活に一旦ピリオドをうちました。

伝説帳の最新ページに登録されたプレー


帰国場所は大阪ですので、これからは関西支部でチュンソンのしもべとなり、三島さん、山田、じゅんぺー、澤目、の帰国によりこの1年程で関西支部が盛り上がりつつあるので、めぐ、ちゅんそんと一緒にあぶさんナニワレディースで盛り上げていってくれると信じております。

いつもなら神田川やカッページの居酒屋あたりでの送別会ですが、今回さやかに幹事を依頼したところ、あぶさん史上最もオサレな会場となり、ビールではなくモエシャンドンのシャンペンをパカパカあけ、夜景を見ながらなかなかハイソな会となりました。

夜景と西田

ボートキー側


マリーナベイの夜景とシャンパン

 
空港での見送り風景
 

胴上げ風景



来年早速大会で戻ってくると言ってましたので、楽しみに待っております。

今回チームを離れるに際し、チームにテントを寄贈してくれました。
西田、7年間お疲れ様でした&ありがと~!

U1

まずは大会参戦にあたりあぶ第二次黄金期を支えた亮太が久々にその打撃、守備、走塁のキレを見せてくれると

期待していたが体のキレよりもまずパスポートの期限がキレており
ドタキャン。そろそろ俺の奴に対する気持ちも賞味期限がキレそうだ。
続いてサラリーマンの水野も釣られるように仕事でドタキャンとスタート
前から不安いっぱいのあぶさん金であった。


一回戦は豊〇さんと内■さんがいるNMRで、俺たちは恐らく一回戦負けで10年ぶりに
12時前にランチかなと思っていたらオーバードライブなるサプリを服用した
小川が打った瞬間、全員がうそ、とつぶやいたアホみたいな飛距離のホームランと
試合後にグラサン焼けでいつもガラの悪いパンダみたいになる大塩のホームランで勝利!
ちなみにNMRは渋谷君のサヨナラ試合だったようだ。渋谷君、子供の監督や
自身のプレー等、お疲れ様でした!


2回戦はタワーズ戦。
小川、大塩のメガ豚コンビに期待したがオーバードライブの
作用が切れてきたらしく試合中ずっとセフティドライブで事故、渋滞も無く試合終了。
同じく日本から参戦したしげきもセンターとミドルの間くらいのフライを上げて
「前より飛ぶようになったでしょ」と発言。チームのマスコットとして大会中、テントに
置いてあった信楽焼きのタヌキだったが、チョコチョコ動いたりたまにバッターボックスに
入って三振するのでOh、ミステリーと思ってよく見るとみつくにでした。
タワーズの面々もきちんと握手してきたショートの子や猿みたいに木に登ってにわのホームラン取ろうとした子など
爽やかながらもうまい連中が多くSINGAPOREソフト界も未だ活況なり、と嬉しく思いました。

しかし大会ではさっぱりだったあぶさん金も打ち上げでは大ハッスルし、しげきの
いつもの悪乗りの一気コールから小川のめんどくさいハイテンション(オーバードライブなるサプリは
恐らく周期が12時間毎か)、みつくにのみーやん、まいまい結婚式以来の小力ダンス等で
大いに盛り上がりました。久しぶりに焼酎の原液生ジョッキ一気を何回もしたので翌日は
ホテルのカーペットに悔しさをぶちまけてしまいましたが。

また現役であぶ金で出てくれたつくもちゃん、ちひろちゃん、
どうも有難う。大きくなったら僕らみたいな大人になるんだよ。あんまり勉強すると亮太みたいになるからね。
それと22歳大学生古川。お前はいまどき珍しいナイスな若者だ。激しすぎてここでは書けないが
間違いなく夜中の2時の主役は救急車に乗ったお前でした。頑張って就職活動してアヤラジャに就職して下さい。

西田のラスト試合と言う事もありあぶ1に沢山の涙腺爆弾が今回落ちていたね。
あぶAはまぁこのルールなら阪神にも勝てると思います。見た感じまだ敵はいない。
あぶさん金の大会初優勝は来年の6月に持越しですね。しゃりん、しゅんご帰ってこいよ。
キャプテンは若松で副キャプテンいとーちゃんで行くか。小川、違うサプリでもう一回来い。

最後に色々と今回もOB来星にあたり、食事会のアレンジ、記念品の製作等、誠心誠意、気持ちを
頂き本当に有難う御座いました。今のSINGAPOREのあぶさんがあって我々のあぶさんも存在します。
いつでも帰れるスイートホームであって欲しいしまた俺達と同じような気持ちに将来なれるように
ナウなあぶさんも悔いの無いよう100%準備し100%感動してください。

では2月、藤瀬和弘の結婚式と言う名の同窓会で会いましょう。

あぶさん最高。

相原亮太


あぶさん1の総評に続いて、あぶさんAの総評を書きます。

 第2回戦  あぶさんA 初戦
 あぶさんA VS アミダーズ 23-4 勝ち

初回から攻撃の手を緩めず全員出場で大勝。
今大会もスローピッチでは有り得ない防御率を生むべく先発武藤がマウンドに立ちはだかり、 大量点ですこ~し気が緩んだか、イレギュラーや相手のナイスバッティングも絡んで 少し失点したが、自責点は相変わらず0か1といったピッチングと先発全員安打、 3番丹羽が2発、4番蔭山が1発の柵超えを放ち、いつもカチカチの初戦を非常にいい形で勝つことができた。

第3回戦
あぶさんA VS FSBC MISA 15-0 勝ち

 野球チームであるFSBC。 守備力も打撃力も備えた強豪。
1回戦、2回戦と8-0、7-0と危なげない戦いで勝ち上がってきた。
守備力と打撃力を証明する結果で勝ち上がってるだけに、気が引き締まる。
 纏まった戦力の相手なだけに初回は緊張していたが、初回からあぶさんの攻撃が点に絡み、 武藤さんは確実にストライクを重ね、狙い打たれるセカンドはえっちゃんがしっかり守り、 ボコボコでイレギュラーしまくるショートは丹羽がことごとくファインプレーでアウトに取り どんどん攻撃に勢いが増す。 結果程取った覚えはないぐらい必死だった。
点を取り合うルールなだけにひとたび流れが変わったらどうなるか分からないからだ。
 結果、代打関根がセンター前にタイムリーを放ったところで時間的にも点数的にも丁度終了。 この相手を完封してしまう武藤さん、そして3塁をも踏ませない完璧な守備、そしてつながりまくる打線に 鳥肌が立ち、俺らは強い!と再認識した試合だった。

 ベスト8 準々決勝
あぶさんA VS タワーズS 9-3 勝ち

あぶさんの、いや、今大会の目玉チームであるあぶさん金が優勝候補NMR TGを破り、 最高の勢いに乗っていたにも関わらず敗れてしまった相手、タワーズS。
一番の激戦ブロックで確実に力を発揮して上がってきた相手だ。
もちろんあぶさんが連敗する事は許されず、あぶさん金の仇を討たねばならない。
別に遺恨が残ってる訳ではないが、絶対負けないという気持ちがなければ勝てる相手ではない。 初回、ノーアウト満塁のピンチを迎えた。 抜群のコントロールを誇る武藤さんの手元も狂う強風。そして緊張がピンチを招く。 しかし! 超長距離砲の4番を強烈なピッチャーゴロで本塁封殺。 5番が三振、そしてノーアウト満塁から2アウト満塁になり、6番バッターをセンターフライに打ち取り なんと0点で切り抜ける。
ベンチ全員が勝ったような大騒ぎ。「これはでかい! でかすぎる!」と賢太郎さんが盛り上げまくる。
そして勢いに乗る打線はここでも炸裂する。 1番ブーンが皆さんご存知の有り得ないスイング(ってか、全員この打ち方教えてもらったら凄いチームになるのでは?) でバコバコ打ちまくり大会中殆どが2塁打。 3番丹羽が3本目の柵超えを放つと、負けじと4番蔭山さんも2本目を放つ。 そして丹羽が4本目の柵超えを放ちとどめをさす。 この大会に帰ってきたタワーズの守山氏が流石の一発を放つも一度かみ合った投打が緩むことはなく、 武藤さんがビシっと締めて勝利。

ベスト4 準決勝
あぶさんA VS あぶさん1 7-2 勝ち

結果的に戦う毎に得失点差が少なくなっている。
あぶさんAがリードを許したのはあぶさん1だけ。 シュンペーの報告通り、最高の勝ち上がりで勢いがあったあぶさん1。 エース香川はストライク一つとって追い込むと信じられない高さからストライクを落としてくる。 あんなの打てるかい! 初回はあぶAが1点先制するも、勢い、流れは完全にあぶさん1。 2回は膠着状態。 3回でちょっとあぶさんAに流れが回り始め、4回で飲み込んだ。 公式戦でのあぶさんA VS あぶさん1はかなり長い間無かったと思う。 やはり戦ってみて準決勝でどちらかが先に進めないのが本当に勿体ないチームだと思った。 ミスが出るのは仕方ないが、それが点に絡んでしまい、結局流れが移ったのが勝敗を分けたところだったと思う。 あぶさんAのキャプテンとして勝利を喜び、あぶさんのキャプテンとしてあぶさん1が敗退することを残念に感じ、 同時に練習してきたことが確実に身になってて、西田帰国、OB来星で確実にいい雰囲気で試合ができてただろうし、 Aと1の差がほんとに均衡していることに嬉しさを感じた試合だった。

 決勝
あぶさんA VS プラボム2 トム

あぶさん対決に決着がついたあと、もうひとつの準決勝の行方を見ていたのだが、その時既に雨が降り出してて、 しかも雷がなっていた。 待っても雨がひどくなりそうなだけの空だったので、すぐに決勝戦を戦いたかったのだが、大会本部は安全面を考慮し 30分の中断を決断。 その間に雨はきつくなり、結局30分後も良くなりそうな余地がなく、決勝戦は9人によるジャンケンで決めることに・・・
結局・・・
じゃんけんに弱いあぶさんは・・・

XX〇XXX と5-1で敗退し、
何とも煮え切らない銀メダルとなりました。

 4試合の総得点54点、総失点9というとんでもない強さを日本から来たOBに見せることができたし、 あぶ金初戦の大塩・小川の大飛球HR、あぶさん1のメダルを決めた感動の試合、と見せ場沢山で 飲み会が非常に盛り上がり、ひっさびさにThis is ABUSAN partyって感じの飲み会になりました。

焼酎の減りが速すぎて店が危機感を感じたのか、めっちゃ早く集金されました。(という感じがしただけ?) 来年の日本人会大会も引き続きあぶさん最強で行きますので、是非一緒に暴れに来てください。

 U1


11月4日日本人大会 ABUSAN1 総評

1回戦 vs オヤッチーズ 23-0 ○
初回から信頼をおく1,2,3番の原川・岡・阿部の打線が機能し一気に6点をあげる。
投げては先発の野崎が相手の攻撃を僅か3球で終わらせるなど、初戦から勢いをつけていくというコンセプトのもと、初戦を飾ることができた。

2回戦 vs NYK Brewers 9-3 ○
続く2回戦は初戦・次戦と2桁で相手を圧倒してきたNYK Brewers。
先発・香川は初回の相手の攻撃をきっちり零点でしめる。2回戦も上位打線がやはり機能する。
1~4番で1点を先制し、続く5番の山口(章)のパトリオットミサイルのような弾丸2ランホームランで加点。
更に2死からも先週の練習では蚊トンボさえも落とせないような打球を放っていた主将・古関の3塁打で加点し、
この回一挙7点。最終回は少しバタついた感もあったが(これは主将のミス。反省)、9-3で準々決勝に駒を進めることとなった。

準々決勝 vs ジャングルベアーズ(プー) 2-1 ○
準々決勝の相手は大方の予想通り、ジャングルベアーズ(プー)。
ここ数回の大会でABUSAN1はこのジャングルベアーズに悉く辛酸を舐めさせられてきた。
相性がよくないのか、相手のペースに翻弄され自分たちのプレーができない試合がほとんどで、
いつしか苦手意識を抱くようになっていた。今回、組み合わせが決まった時点で現状を打破すべく
『熊の壁を越える』を裏コンセプトとして、決起集会や最後の練習に取り組んだ。
初回はエラー絡みから相手に1点を献上してしまうが、先発・香川が追加点を取られそうな展開から何とか最小失点に抑える。
続く我々の攻撃は鋭くヒット性の当たりを放つも相手の好守に阻まれ3者凡退。
その後は我々の守備陣も奮起し、相手に攻め込まれることないが、こちらもランナーを出すも決め手となる1打が出ずに0-1の膠着状態の試合は続いていく。
残り時間も少なくなり、ここで点を取れなければ負けてしまう雰囲気が漂う中、2死ランナー無しまで追い詰められてしまう。
しかし誰が予想したであろう、これ以上ない筋書きのドラマがそこにはあった。
負けている状況で2死ランナー無しの時、常人ならば必要以上に力が入り、振り回して凡打に終わってしまいそうなものであるが、
幾多の修羅場をくぐり抜けてきた6番・橋本は冷静に球を見極め四球を選ぶ。続く打者は今大会を通して7番に座る後藤瑠美。
定石通り、相手守備陣は対女性用の前進シフトを敷く。
だが、今大会あえて9番ではなく7番に置いた彼女を見くびってもらっては困る。
彼女が振りぬいたバットに弾かれたボールは前進守備のレフトの頭上を軽々と越える軌跡を描き、
1塁ランナーの橋本は一気にダイヤモンドを駆け抜け、本塁に生還する。2死からの起死回生の同点タイムリー2塁打。
1人目のヒロインが誕生した瞬間である。続く8番バッター山口(一)も鋭い打球を外野に放ち、2死1塁3塁。
ここで迎える打者は9番・主将古関。ABUSANのメンバーが創り上げたこの状況で打たなければ、主将失格、
男性のシンボルをそぎ落とす覚悟でバッターボックスに立つ。仲間の声援・激励に押され、振りぬいた打球はショート頭上を鋭く切り裂くレフト前ヒットとなり、同点タイムリーを放った3塁ランナー・後藤が生還し、2-1と試合をひっくり返す。

ドラマはこれだけでは終わらなかった。

最終回、追いつこうとする相手先頭バッターを2塁打で出塁させてしまう。続くバッターは打ち取ることに成功し、1死2塁。
相手はクリーンナップ。1塁ゴロに打ち取った当たりは一塁手橋本のグラブをわずかに弾き、少しの隙が生まれる。
すぐにボールを拾い、1塁キャンバスを踏むことで打者を打ち取るが、その一瞬生まれた隙をつき、2塁ランナーは
(捕手が女性ということもあってか)3塁を回る。
しかし、今大会でシンガポールを後にする、前日も個別練習を行い、並々ならぬ決意で試合に臨んでいる西田を見くびってもらっては困る。
1塁の橋本は西田が守る本塁へこれ以上ない送球をする。全員の『タッチしろ!!』という声を受け、捕手・西田は球をそらすことなくしっかり捕球。
そのまま流れるように体を反転させ、スライディングでホームを狙う相手走者に対し、両手でタッチ。主審が示した右手は強く握られており、雲がかかる空を向いていた。
ここに2人目のヒロインが誕生した。
おそらく、この場面だけを切り取って深夜にテレビで放送しても瞬間最高視聴率20%は軽く越えるであろうドラマがここにあった。
恥ずかしながら、もともと貯水量が魚をかたどった醤油容れの赤いキャップしかないほどの主将の涙腺という名のダムは簡単に決壊してしまった。『まだ早い』というOBの方々の言葉はごもっともではあったが、耐えることができなかった。
こんなにも素晴らしいメンバー達とこれ以上ない劇的な幕切れで、難敵に勝つことができて涙を流さない主将がいるだろうか。

準決勝 vs ABUSAN A 2-7 ●
いわずもがな、同門対決。直前の紅白戦は1勝1敗1分の結果で終わっており、決して敗色濃厚という図式は成り立たない。
ましてや、準々決勝で難敵・ジャングルベアーズに拍手喝采ものの勝ち方で勢いが我々にはあった。
勢いそのままに初回に1点先制を許すも、今大会幾度となく機能している上位打線が好機を作り、4番・香川が高めのボールを居あい抜きの如くバットで叩いてレフト線へ鋭い打球を放ち、一気に2人のランナーが還り2-1と逆転に成功する。
その後も林賢太郎氏の激励にチーム全員が後押しされながら、2-1のまま試合は進む。このまま何とか逃げ切りたい、
そういう守りの姿勢が見えてしまったのか、徐々に我々の守備に綻びが見え始める。狂った歯車のまま勝てるようなABUSAN Aではない。
エラーが重なり、ここぞとばかりに攻めてくるABUSAN A。
この日、3試合で失点僅か1点の香川でさえも7点を取られてしまう。何とか投手を援護したいところであるが、打線は1回以降快音が少なくなり、結局2-7で力の差を感じる敗戦となってしまった。
惜しくも準決勝敗退となってしまったが、近年のABUSAN 1としては最高の成績の3位入賞。
これまでメダルに縁のなかったメンバーにもようやくひとつの誇るべき結果が出せたのではないだろうか。
今大会はOB+新戦力で挑んだABUSAN 金が強豪・NMR相手に初戦を6-4でものにすることで(詳細はABUSAN 金の総評参照。鳥肌もの)刺激を受け、準決勝ではABUSAN Aと同門対決を戦い、ABUSAN 1として3位入賞を果たすという非常に中身の濃い大会となった。
OBの方々の前で、我ながら素晴らしい試合をお見せすることができ、今大会で帰国する西田にチームとして最高の贈り物ができたのではないかと思う。

#35 古関俊也



本日の試合結果の速報です。

あぶアルバムにKUANが撮ってくれた写真をアップしております。
2012年11月4日 日本人会大会 へどうぞ。

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あぶさんA 準優勝 (決勝戦は雨のため、ジャンケンで負け)

あぶさん1 3位

あぶさん金 3回戦敗退(1回目シード)


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詳細は後日各チームキャプテンからご報告させていただきます!


以上。


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