本日の日本人会大会の結果です。

 【あぶさん1 準優勝】
総評は下にあります。


 【あぶさん A  3回戦敗退】

初戦で強敵NMRと戦い勝利するも、続く3回戦でRVNRに打ち負けてしまいました。



あぶさん 現在 9回連続決勝進出中!!

あぶさん1 日本人大会(2014年10月)総評

【1】
1回戦  VS ならじね新潟県人会 25-0

朝8:10からの試合であったが、ピッチャー香川が当日早朝(3時過ぎ)に日本から帰国というスケジュール。
そのため、藤瀬を先発ピッチャーとした。
しかし、さすがは藤瀬である。ストライクを着実に入れ、得点を許さない。

攻撃の方も、打線爆発。
1回裏にいきなり最高得点となる10点を獲得(同じ回で10点を入れたら、その時点で攻撃終了というルール)。
2回裏も5点を叩き出す。
3回裏、またも最高得点となる10点を入れる。

普段出場しているメンバーに加え、新加入の女性グロリア、日本人大会2回目の高木も四球またはヒットで確実に出塁を重ねた。
未知の相手だけに、足元をすくわれないように気合いを入れて臨んだ結果であるが、終わってみれば25-0の圧勝。
新潟県人会の皆さんは楽しく試合をしようと大会に臨んだと思われ、まさか0-25となるとは思っていなかったであろう。
次回は新潟県人会の相手が強豪でないことを祈りたい。


【2】
2回戦 VS Jungle Bears(プー) 8-7

強豪との対決である。

1回表 ジャングルベアーズの攻撃。
先頭バッターのポテンヒットから始まり、その後は打線がつながる・・。
3点を入れられ、更に追い討ちをかけるように3ランホームランを打たれてしまう。
1回表終了時点で0-6。まさかの展開である・・・。

1回裏 あぶ1の攻撃。
ここで出来るだけ点数を入れないと一方的になってしまう。
先頭原川が出塁、神谷、香川、山口、北村と打線がつながる。
3点を獲得し、3-6で攻撃終了。

2回表のベアーズの攻撃はエース香川が踏ん張り、0点に抑える。
2回裏 あぶ1の攻撃。点差を縮めたい所である。
ここであぶ1の打線がつながる。
後藤に至っては、緊張のあまり泣きながら打席に立つという事態になったが、見事にヒット。
えりんの相手エラーを誘う打球もあり、この回ついに6-6の同点に追いつく。

3回表 ベアーズの攻撃を1点でしのぎ、3回裏 6-7と1点ビハインドの状況であぶ1の攻撃。
同点に追いつきたい場面である。
先頭打者は9番山崎であるが、ここでライトスタンドへ同点ホームラン!!
チームとして精神的に非常に楽になるホームランであり、まさに値千金の一発となった。
その後、10番後藤、1番原川、2番岡が着実に出塁。ノーアウト満塁と最高の形を作る。
ここで3番神谷がレフト前ヒットを放ち、サヨナラ勝ち!!

0-6の状況から逆転した意味ある勝利となった。


【3】
3回戦 VS WLR 8-7

シード権をかけた戦い。
相手は今回シードのAMK Unitedと予想していたが、そのAMKに勝利したWLRが対戦相手。
WLRは早稲田渋谷シンガポール校のチーム。早稲田渋谷は前回大会でRiver Valleyに勝利してシード権を獲得しており、油断ならない相手である。
メンバーを見ると、今回は早稲田渋谷よりWLRに中心メンバーを持って来たようである。

1回表 WLRの攻撃。
打線がつながり、4点を取られる。長距離砲もおり、なかなか手強い打線である。

1回裏 あぶ1の攻撃。
点数を出来るだけ返したいところであるが、まさかの0点・・。

2回表のWLRの攻撃は、エース香川が得点を許さない。
2回裏 あぶ1の攻撃は、香川、高木のヒットなどで2点を入れ2-4となるが、追加得点ならず。

3回表 WLRは2点を追加する。
その裏、あぶ1はケンのホームランもあり、2点を返し、3回終了時点で4-6。

4回表 WLRに1点を追加され4-7となり、4回裏 あぶ1の最終回攻撃。
こんなところで負けるわけにはいかない。
気合いを入れて臨んだ攻撃であるが、ここで打線がつながる。
一人一人が繋げる意識を持った結果、着実に得点を重ね、8-7と劇的逆転勝利!!

最終的には底力を見せての勝利となった。
2回戦同様、冷や汗の勝利であるが、最後まで諦めない気持ちを持続した結果の勝利である。


【4】
4回戦(ベスト8) VS Plabom GO 9-6

Plabomは前回大会でじゃんけん負けした因縁の相手。
雪辱を晴らすためにも、なんとしても勝ちたい相手である。

1回表 Plabomの攻撃。
いきなりノーアウト満塁となる・・。
ここで大量得点を許しては、厳しい展開が予想されるが、相手4番打者をピッチャーゴロに打ち取り、ホームアウトとする。
更に5番、6番バッターもピッチャーゴロに打ち取り、ノーアウト満塁のピンチを0点で抑える。

1回裏 あぶ1の攻撃。
原川、岡から始まり、各打者が確実に出塁。4点を獲得し、4-0とする。

2回表は1点を入れられるものの、裏に2点を追加し、2回終了時点で6-1となる。

3回表に3点を入れられるが、裏にあぶ1も北村のヒットなどで3点を追加し、3回終了時点で9-4。

最終回4回表の攻撃を2点に抑え、この時点で試合終了。
9-6の勝利であった。

1回表のピンチ時は少し焦ったが、その後は危なげない試合運びとなった。
これでベスト4進出。メダル確定となる。


【5】
5回戦(ベスト4) VS アミダーズ 18-2

前回の準優勝チーム。今大会もそれまでの3試合とも打線は2桁得点、失点は各試合2点以内と、どの試合も圧勝して勝ちあがっている。

1回表 アミダーズの攻撃。
2点を獲得される。

相手ピッチャーの出来を考えると、接戦が予想される・・・と思っていたが、我らがあぶ1の打線がここで大爆発!!
なんと大量18点を獲得。
ケンはホームラン2発、藤瀬も3ランホームランを放った。
後藤、えりん、グロリアの女性陣も着実に出塁した。

守備ではセンター ブーン、レフト山口のナイスキャッチもあり、ピッチャー香川は2回以降得点を許さず、18-2の圧勝とし決勝進出を決めた。


【6】
6回戦(決勝戦) VS Towers D 2-5

決勝戦は日没が近いため時間を短縮され、30分の試合となった。
1回から確実に点数を入れることが必要となる。

1回表 タワーズの攻撃は2点。

1回裏 あぶ1の攻撃。
1番原川、2番岡、3番神谷が着実に出塁。
その後2点を入れ、1アウト1塁&3塁となる。追加点が必要な場面である。
しかし、ここでセンター前に抜けると思われた打球が相手ミドルにキャッチされる。
更に1塁ランナーが戻れずにダブルプレーとなり、2-2で攻撃を終える。

2回表 タワーズの攻撃。
さすが決勝まで勝ち上がったチームであり、着実に出塁をする。
1点を入れられ、更に満塁。
ここで打者の打った打球は右中間ホームランゾーンへ吸い込まれると思われたが、ミドル神谷が短い足を必死に伸ばしてのダイビングキャッチ。
捕球時に上半身はホームランゾーンに入っていたため判定がどうなるか焦ったが、審判はアウトを宣告。大量失点は免れた。
ただ、この回3点を入れられ2-5と3点のビハインドとなる。

2回裏 あぶ1の攻撃。
試合時間短縮のため、最後の攻撃となる。
1アウトから3番神谷がヒットで出塁。
ただ、後続が抑えられ、この回の得点ならず・・・。
2-5で試合終了となった・・・。



優勝できなかった悔いは残る。
あぶさんとして過去3大会、前人未到の日本人大会3大会連覇をしており、今回は4連覇をかけた戦いであった。そのため優勝したかった。

しかし、今回のあぶ1決勝進出により、これまた前人未到の大記録である連続決勝戦進出記録を、あぶさんとして9大会へ延ばすことが出来た。
丸3年間、必ずあぶさんが決勝進出しているということであり、通常では考えられない大快挙と言って良いと思う。
あぶさんの総合力が高いことを証明する大記録である。

次回大会では、あぶさんワンツーフィニッシュを達成の上、優勝カップ奪還および連続決勝戦進出記録を10大会へ伸ばしたいところである。


なお、今回のあぶ1メンバーは下記の通りである。
大砲がいないメンバーであるが、全員がそれぞれの役割を果たした上での準優勝という結果である。

香川、原川、岡、山口、ケン、山崎、藤瀬、北村、高木、ブーン、後藤るみ、えりん、グロリア、神谷(順不同)


#23 神谷

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