あぶさん1 JACファーストピッチ大会(2015年6月)総評

今回はあぶAピッチャーに翔、あぶ1ピッチャーにU1というチーム分けで臨んだ。
あぶ1は新人4名を含めて、総力戦で臨んだ。なお、再駐在となった丹羽も登場。

【1】1回戦  VS Hit Squad 6-5
初戦の相手はHit Squadというシンガポーリアンのチーム。大学を卒業したばかり(=ほぼ現役)のメンバーであり、苦戦が予想された。

1回表のHit Squadの攻撃。ヒット及び守備の乱れもあり、いきなり4点を先制される。一方的な試合になりそうな、嫌な予感もした。
しかし、1回裏に四球やヒットで打線がつながり、4点を入れ返す!!

2回表にもピンチを迎え、失策もあったが1失点に抑え裏の攻撃へ。
四球、ヒットを重ね、相手投手を追い込む。
ノーアウト満塁までチャンスを広げたところでバッテリーエラーが出て同点。
さらに四球で満塁となり、打者はKEN。
すでに時間がきてしまっているので、1点追加でサヨナラだ。
低めの球を上からたたき、セカンドへバウンドの高い球がいくが返球間に合わずサヨナラ勝ち!

初回表の苦境を跳ね返した見事な勝利であった。久々のファーストピッチでの投球となったU1にも1勝がついた。


【2】準々決勝  VS Towers (OK) 6-2

初戦をPLABOMとの激戦に勝利したTowers(OK)が相手。
いい具合に打線がつながり、3回までに6点を獲得。
相手攻撃も2点に抑え、6-2で快勝。

【3】準決勝 VS AMK United 5-2

2年半振りにマウンドに上がったピッチャーU1、再赴任直後のキャッチャー丹羽、炎天下のもと、共に体力の限界に近づいてきた。
とにかく、楽しくみんなで戦おうというのがチームオーダーであった。

初回AMKに得点を入れられるが、その裏にすぐに逆転。
恐らくフィリピンのチームと思われる投手が投げていたが、何故かつながる打線。
守備のしゃりんにDHの小林、これが思いのほかいい結果をだす。

最終的には5-2と危なげない勝利。

今大会から新加入の相原が見せたホームへのヘッドスライディングでの得点など、出場メンバーがそれぞれ実力を発揮し、ついに決勝進出!!


【4】決勝 VS Towers (PT) 0-6
ピッチャーU1がこれまでの3試合の力投のため、腕・肩と体力の限界に達しており、試合のインターバル時に体力が有り余っている快がなかなかいい球を投げていたので、投手に抜擢することにした。
快はピッチャーデビュー戦がいきなりFP決勝戦である。

タワーズのピッチャーは1週間前までシンガポールで開催されていた国際大会に出ていたシンガポールナショナルチームのエースで完全に仕上がっている
打力、守備力のあるタワーズにこのピッチャーは反則であると言いたいが、仕方ない(苦笑)

ちなみに2014年9月にあぶAがこのピッチャーと対戦しており、その時の結果は以下の通りである。

1回 三振 三振 三振
2回 遊直 三振 三振
3回 三振 三振 三振
4回 三振 一飛 三振
打者12人で10三振

そして今回の結果は以下の通りとなった。
1回 三振 三振 三振
2回 右飛 三振 三振 
3回 三振 三振 二ゴ 
打者9人で7三振

U1が色々と作戦を提案し、実践するも低めのボールから真ん中に浮き上がるライズボールの軌道は見慣れていないので手がでない。追い込まれては高めでつられる。
とにかく、前に飛ばない。すごいピッチャーである。
あぶ1は快の初回の好投、藤瀬の好リリーフがあったが結局6点を入れられてしまい、完敗。

決勝戦では敗れたが、3試合を勝ち抜き準優勝という結果を得られた。
今回は楽しむことも重視し、新人の方含めて、すべてのメンバーが持ち味を出した大会であった。

なお、今回のあぶ1メンバーは以下の通りである(順不同だが守備位置順)。

U1、丹羽、藤瀬、しゃりん、本田、快、ケン、神谷、小林。
今大会デビューの方々は、吉川、佐々木、相原、川越(全員試合に出場し、それぞれ活躍)。



以上。

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