あぶさん1 JACファーストピッチ大会(2015年6月)総評

今回はあぶAピッチャーに翔、あぶ1ピッチャーにU1というチーム分けで臨んだ。
あぶ1は新人4名を含めて、総力戦で臨んだ。なお、再駐在となった丹羽も登場。

【1】1回戦  VS Hit Squad 6-5
初戦の相手はHit Squadというシンガポーリアンのチーム。大学を卒業したばかり(=ほぼ現役)のメンバーであり、苦戦が予想された。

1回表のHit Squadの攻撃。ヒット及び守備の乱れもあり、いきなり4点を先制される。一方的な試合になりそうな、嫌な予感もした。
しかし、1回裏に四球やヒットで打線がつながり、4点を入れ返す!!

2回表にもピンチを迎え、失策もあったが1失点に抑え裏の攻撃へ。
四球、ヒットを重ね、相手投手を追い込む。
ノーアウト満塁までチャンスを広げたところでバッテリーエラーが出て同点。
さらに四球で満塁となり、打者はKEN。
すでに時間がきてしまっているので、1点追加でサヨナラだ。
低めの球を上からたたき、セカンドへバウンドの高い球がいくが返球間に合わずサヨナラ勝ち!

初回表の苦境を跳ね返した見事な勝利であった。久々のファーストピッチでの投球となったU1にも1勝がついた。


【2】準々決勝  VS Towers (OK) 6-2

初戦をPLABOMとの激戦に勝利したTowers(OK)が相手。
いい具合に打線がつながり、3回までに6点を獲得。
相手攻撃も2点に抑え、6-2で快勝。

【3】準決勝 VS AMK United 5-2

2年半振りにマウンドに上がったピッチャーU1、再赴任直後のキャッチャー丹羽、炎天下のもと、共に体力の限界に近づいてきた。
とにかく、楽しくみんなで戦おうというのがチームオーダーであった。

初回AMKに得点を入れられるが、その裏にすぐに逆転。
恐らくフィリピンのチームと思われる投手が投げていたが、何故かつながる打線。
守備のしゃりんにDHの小林、これが思いのほかいい結果をだす。

最終的には5-2と危なげない勝利。

今大会から新加入の相原が見せたホームへのヘッドスライディングでの得点など、出場メンバーがそれぞれ実力を発揮し、ついに決勝進出!!


【4】決勝 VS Towers (PT) 0-6
ピッチャーU1がこれまでの3試合の力投のため、腕・肩と体力の限界に達しており、試合のインターバル時に体力が有り余っている快がなかなかいい球を投げていたので、投手に抜擢することにした。
快はピッチャーデビュー戦がいきなりFP決勝戦である。

タワーズのピッチャーは1週間前までシンガポールで開催されていた国際大会に出ていたシンガポールナショナルチームのエースで完全に仕上がっている
打力、守備力のあるタワーズにこのピッチャーは反則であると言いたいが、仕方ない(苦笑)

ちなみに2014年9月にあぶAがこのピッチャーと対戦しており、その時の結果は以下の通りである。

1回 三振 三振 三振
2回 遊直 三振 三振
3回 三振 三振 三振
4回 三振 一飛 三振
打者12人で10三振

そして今回の結果は以下の通りとなった。
1回 三振 三振 三振
2回 右飛 三振 三振 
3回 三振 三振 二ゴ 
打者9人で7三振

U1が色々と作戦を提案し、実践するも低めのボールから真ん中に浮き上がるライズボールの軌道は見慣れていないので手がでない。追い込まれては高めでつられる。
とにかく、前に飛ばない。すごいピッチャーである。
あぶ1は快の初回の好投、藤瀬の好リリーフがあったが結局6点を入れられてしまい、完敗。

決勝戦では敗れたが、3試合を勝ち抜き準優勝という結果を得られた。
今回は楽しむことも重視し、新人の方含めて、すべてのメンバーが持ち味を出した大会であった。

なお、今回のあぶ1メンバーは以下の通りである(順不同だが守備位置順)。

U1、丹羽、藤瀬、しゃりん、本田、快、ケン、神谷、小林。
今大会デビューの方々は、吉川、佐々木、相原、川越(全員試合に出場し、それぞれ活躍)。



以上。

去る6月14日に雷雨でかなりスタートが遅れ、試合時間を25分に短縮してスタートした日本人会大会が行われました。


前回の大会であぶさんの日本人会大会における連続10大会決勝進出(内優勝5回)を達成したものの、やはりゴールはファイナリストではなく、チャンピオンであることを再認識。
そして良きライバルであるタワーズに連覇されていただけに3連覇阻止とあぶさんの再戴冠に向けて練習を積み重ねてきました。

あぶさんを10年間熱いハートで決して多くを語らずに支えてきた山口の最後の大会となるので、
みんな燃えていた。


あぶさんA(シード)

2回戦 M One Blue 戦
雨が降る中、川井田がボールを拭きまくる。
武藤さんが投げやすいボールを提供すり。
11人目の守備位置のようなものだ。
そのかいもあり、危なげないスタートを切ることができた。
グランドが悪かったものの、快、翔、木元の上位打線が当たりまくり、
U1、山崎、貝沼の中軸がこすりながらつまりながら、味のあるバッティングでつなぐ。
武藤さん、野口大先輩がそのあとに続き、えっちゃん、デビュー戦の佐藤さんと続くラインナップだ。
ぬかるんでいたが大きなミスもなく、ベンチで大きな声で迎えてくれる村井さんも打席に立ち、
ヒットを打ち、安定した守備を見せた。
あぶさん歴代のパワーを誇る小川や大塩といったビッグヒッターの仲間入りを果たすことになる木元は1試合目から敵の選手が取りに行くのが馬鹿らしい飛距離のホームランをかっ飛ばしているのであった。
13-0にて勝利


3回戦 PlabomⅡはっちゃん 戦
いつも隣で練習しているPlabomⅡさん。
練習試合も多くしているのでこちらの出方もよく知っているはず。
しかし、65m以上飛ばしてしまえばそんなことは関係無いとばかりに、翔の2打席連発弾、
木元の豪快弾ありで圧倒する。
得点する術を知っている相手だけに、タイミングひとつでどう転がるか分からないが、
このこの試合に関しては翔の連発で完全に相手を飲み込めたと思う。
15-3にて勝利

4回戦 River Valley Neo Rabbits 戦
まぁ、あぶさんも打つチームだが、このチームの破壊力は半端ではない。
前々回、あぶさんAはこのチームに12-12の引き分けでジャンケン負けを喫している。
何点取っても追いつかれる。引き離されても追い付く。
正直苦手な相手だ。
実際この試合も取っても追いつかれ取っても追いつかれ、という展開。
武藤さんの無回転で落下してくる球をいとも簡単に弾き返してくる。
初回に3点を取るもすぐ裏の攻撃でいとも簡単に3点を返され、しかも2アウト2-3塁。
そこで打たれた瞬間だれもがヤバイと思ったセカンドへの鋭いライナーをエツコドヒ選手懸命の精一杯腕を伸ばしたジャンピングキャッチで攻撃を封じる。これが抜けてると思うとゾッとする・・・
同点で迎えたあぶさんの攻撃、2アウトランナー無しから1番の快、2番の翔が出塁し、怪物木元の3ランホームランで引き離す。
その勢いに引っ張られる様にU1の相変わらず調子の上がらないコスった打球がフラフラと1塁後方に上がり、インフィールドで横に跳ね、二塁打に。
そこで相手の返球ミスがありホームイン。勢いとはおそろしい。
時間短縮で25分となっていたためそのまま2回の裏が最終回。
4点差あったものの連打で3点を入れられ、しかも2アウト満塁フルカウントという超絶なプレッシャーの中、武藤さんが投げたボールを振り抜いた打球はサードへのフライとなりゲームセット。
違うチームだが前回の決勝1点差から悪夢の逆転満塁ホームランを浴びていたのと、
とにかくよく打つ打線なのでフライが上がった瞬間は本当にホッとした。
7-6にて勝利

準決勝 NMR-MG 戦
言わずと知れた古豪NMR
しかもスローピッチを熟知した豊丸さんがピッチャーときては、投手戦になること必至だった。
スローピッチなのにロースコア。
「打てるやろ~遅い球なんやから」と思われる方、是非大会に遊びに来てくださいね。
ここまで全試合で初回に先取点を取って相手にプレッシャーを与え続けてきたあぶさんだったが、
その作戦は開始数分で消え去る。
初めての初回三者凡退。
しかし、2回に守備で絶大な安心感をチームに与えている貝沼が1塁にランナーを置いて右中間に大きなあたりを見せる。
大会までの紅白戦や練習試合でことごとく打てず、凡打空振りの山を築いていた男がこの日は6番でポイントゲッターとして活躍していた。
そしてそこにきてこの飛球。
「いけーーー!」とみんなで叫ぶ!
が、相手の外野手にキャッチされてしまう・・・が、キャッチしたところがホームランラインを超えており、先制の2ランとなった!
お祭り騒ぎだった。
欲しかった先取点を取って盛り上がるのも束の間、後続も断ち切られ、なかなか追加点が奪えない。

そんな中、4回表に3番木元がこの日4本目となる超ーーー特大のソロホームランを放つ。
頼りになる男だ。
そして3-0で最終回の守り。
連打で1点を失うも、強打者を見事に抑え、最後はファーストの野口先輩がライナーを捕球して試合終了。
3-1にて決勝へ!

決勝 Early Birds戦
我々と同じく前回ベスト8以上の成績でシードから勝ち上がってきたチームだ。
練習グランドも違うし、練習試合もしたことがないのでとにかく情報が少ない。
でも並み居る強豪を下して決勝まで来るチームだ細心の注意、勢いで飲み込む。
決勝のプレッシャーは我々の方が上だと言い聞かせ、決勝を迎えた。
勝ち上がるチームというのは、やはり投手が練習を重ねているのが分かる。
高低を使い分け、追い込んだら注文もしてないのにひたすら「ハイボール」のおかわりが襲ってくる。
やはり打ち取るには高い球だろう。
決勝も準決勝と同じように上位打線が三者凡退に押さえ込まれる。
これが決勝。
しかし、こちらのエースも何を隠そう武藤さんなのである。
相手に点をとる攻撃をさせずにムードを持ってきてくれる。
そして自ら先制点を叩き出し、チームを鼓舞する。
2回裏に準決勝で価千金の2ランを放った貝沼がチャンスを広げ、武藤さんらしい流し打ちで2点を先制。
そして4回にも欲しかった追加点を武藤さんの犠牲フライで奪う。
しかし、あともう少し欲しい。
そして、勝つときとはこういうもの。という典型的なチャンスが訪れる。
9番えっちゃん、10番佐藤さんの連続出塁によるノーアウト1-2塁という絶好のチャンスだ。
相手は2アウトを目論んでいたに違いない。
それがノーアウト1-2塁で1番バッターだ。
これまで大活躍の上位打線が内野フライ、四球、サードゴロと打ち取られ、2アウト満塁で
それまで上位打線ほど打てず、湿っていたU1がレフト前に2点タイムリーを放ち、リードが5点になった。
レディース二人が作ってくれたチャンスを何とか活かすことができてよかった。
最終回もテンポよくアウトを重ね、最後のバッターをレフトライナーに打ち取り試合終了。
1年ぶりの優勝となった。

決勝 5-0にて優勝。

これで2012年3月から11大会連続のファイナル。そして優勝6回を飾ることができた。
打ち上げも大変盛り上がって、強いだけじゃなく、楽しいあぶさんに少しずつ近づいてきたと感じた。
チームの打線の流れも1.2番は初戦~ベスト8で大活躍し、3番は常にフル回転、4~8番の中軸は準決勝と決勝でエンジン全開、レディースは決勝のここぞ!というところで抜群のチャンスメイク。
一つの試合で全員が調子よく、次の試合でみんなが打てない、ということがなく、良い悪いがあったもののうまくカバーしあって点を重ねることができた。



この大会には遠路はるばる台中から手塚が道具を持って鈍った身体を鍛え直して参戦してくれた。
だが、あぶさんAも大苦戦したナイトラビッツと初戦で当たってしまい、敗退してしまっていた。
ただ、相変わらずの守備能力と強肩、ヒットを打つ打撃センスは健在だったので本当に嬉しかった。
アメリカに転勤するのでシンガポールに来るのは当分難しいと思うが、是非また一緒にユニフォームを着てプレーしたいので、次回の来星を楽しみにしてます。


U1



あぶさん1 日本人大会(2015年6月)総評

初戦2回戦  VS River Valley Neo Rabbits 4-11

シードであるため、2回戦からの登場となったあぶ1。
ただ、初戦からRiver Valley Neo Rabbitsと強敵である。River Valley2チーム出場だが、若い選手をNeo Rabbitsに集め、ベテラン選手をClassic Rabbitsに集めたようである。
なお、雨天のため、試合時間が35分から25分に短縮。短時間決戦のため、初回の重要性がいつも以上に増すことになった。

1回表、あぶ1の攻撃。初回の重要性を記載したばかりだが、一番、二番が相次ぎ出塁できずにツーアウト。ピンチである!!
ここで今回大会を最後にバンコク移住する三番山口(左)がきっちり四球を選ぶ。
四番ケン(右)がヒットで続き、ツーアウト2&3塁。
更に5番小林(一)が左中間へツーベースを放ち、まずは1点獲得!!
続くバッターは台湾からこの日のためにシンガポールへやって来た六番手塚(中)。手塚は日本人会大会のために台湾で毎日10km走り、バッティングセンターにも通っていた熱い男である。しかも奥さんが可愛い!!練習の成果あり、見事にライト前クリーンヒットを放つ。これで2点目。なおもツーアウト1&3塁。
ここで七番神谷(投)が続き、3点目!!
ツーアウトから3点獲得と、初回にしてはまずまずの出来である。

1回裏、River Valleyの攻撃。あぶ1のピッチャーは神谷。
四球、守備のミス、ヒットと続き、いきなり得点を入れられる。その後も強力River Valley打線が爆発。また女性2人の当たりが共にボテボテヒットになる不運もあり、8点を入れられてしまう・・。

2回表、あぶ1の攻撃。八番新婚ホヤホヤるみ(二)が絶妙なピッチャー前へのヒットで出塁。ただ後続が続かず、得点できず・・。
2回裏、River Valleyの攻撃は3点。

3回表、あぶ1最後の攻撃。ワンアウトから三番山口(左)が再度四球を選ぶ。ここで四番ケン(右)が見事にホームラン!!2点追加!!
・・・と思われたが、なんと長島茂雄ばりにホームベースを踏み忘れるという大珍事をしてくれ、1点追加のみで更にツーアウトとなる(注:長島茂雄は3塁ベースの踏み忘れ)。後続も続かず、ゲームセット。

最低でもベスト8まで行き、あぶ対決を想定していただけに、非常に残念な結果である。
初回の相手攻撃でペースを握られてしまい、それを覆すことが出来なかった。
力負けである・・。

各々が今回の悔しさをバネにして、次回大会以降の好成績へ繋げて欲しい。


#23 神谷

あぶさん1 日本人大会(2015年3月)総評

【1】
初戦(2回戦)  VS ケムスター 16-1

初戦の相手はベスト4経験のあるチャンギブンブン丸1号と読んでいたが、そのブンブン丸をやぶったケムスター。
あぶ1は基本的な戦略などを確認し、チーム一丸となり試合に臨む。

KLから来た1番原○がいきなり見逃し三振に倒れるスタートとなったが、その後は打線がつながる。
常連メンバーである岡、山口、神谷のほか、日本人大会初参加の木元、ゆうき、も着実にヒットを重ねる。
女性メンバーのしゃりんも見事な3塁線をやぶるヒット。妹のえりんもきっちりと出塁。
更に3番に入ったケンのホームランも飛び出し、みるみる点差を広げた。

終わってみれば16-1の完勝。
幸先の良いスタートとなった。


【2】
3回戦 VS M One White 15-3

初回、この試合1番に入った高木がしっかり四球を選び出塁。
さらに2番ブーンも打ち気を抑えての四球。
3番小林(ユニフォームネーム=紅豚)も出塁。
山口、ケン、しゃりん、岡、ゆうき、えりんと打者一巡の猛攻が続いた。

その後も小林(紅豚:読み方ベニトン)、更に山口にホームランが出て相手を圧倒。

守っては、ショート岡、セカンドしゃりんの流れるような6-4-3のダブルプレー。
初戦に続き、この日2度目ダブルプレーを完成させた。
しゃりんの女性離れした守備には感服するばかりである。

結局15-3の完勝。
シード権を獲得し、ベスト8決定。


【3】
準々決勝 VS あぶさんA 4-11

久々のあぶさん対決である。

初回、先攻あぶAの打線がつながり、更にあぶ1にミスが出てしまった。
3ラン含む6点を取られ、1回表終了時点で0-6。
痛いスタートとなった。

ただ、この展開はどこかで覚えがある・・。
前回大会の2回戦ジャングルベアーズ戦と同じである。
前回大会でも初回表に6点を取られながら、最終的に8-7で勝利。
この事実を皆で再確認し、裏の攻撃に入る。
あきらめるには、まだ早すぎる。

1番原川がしっかり四球を選び出塁。
2番岡の打球はいい当たり!!
抜けるかと思われたが、ショートにキャッチされる。
更に抜けそうな打球であっただけにファーストランナーが戻りきれずにダブルプレー・・

ここからあぶ1が粘りを見せる。
3番ケンが四球で出塁。4番が出塁し、5番山口のヒット。
更に6番木元が四球を選び、まずは1点。
更に二死満塁とチャンスは続いたが、後続が続けず1点止まり。
追加点の欲しいところであった・・。

その後、あぶAに追加点を取られて点差は広がる。
やはりあぶAの打線の破壊力はすごいものがある。

3回裏、あぶ1の攻撃。試合時間の関係で最終回となる。
粘りを見せ、まずは2点を獲得。
更に新加入のバズーカ砲 木元が、レフトスタンドに狙いすましたホームランを放ち、この回3点目。
ただ、追い上げはここまで。
試合終了となった。


あぶ1としては悔しい結果となったが、あぶAがベスト4に残っており、あぶAの応援に回ることを皆で確認。

ベスト8というのは最低限のノルマ達成であり、満足できるものでは到底ない。
ただ、今回はあぶ1全員が意識を統一させ、一丸となって試合できたことは収穫であった。
反省すべき点はしっかり反省し、頂点目指して再スタートを切りたい。

#23 神谷



あぶさんA
1回戦 対 紅人
初戦の入りとしては上々。
打線も繋がり、選手も満遍なく活躍でき、いい大会の入りとなった。
12-3にて勝利

2回戦 対 クレッ子A不二雄
初戦に続き、効果的に選手を入れ替え、みんなで勝ち取るいい試合となった。
12-2にて勝利

1回戦・2回戦共にピッチャー野崎が活躍。
見事にエース武藤に休息を与える見事なピッチングを見せた。
新加入の快はなかなかバッティングで目立つことができなかったものの、ファインプレーで存在感をアピール。
シンガポールに出戻った松本や昇の後輩の川井田もフル出場し、いい経験となった。

3回戦 対 Summits タンジョンズ
前回破れたシードチームのナイトラビッツと激戦の上勝ち上がってきた勢いのあるチーム。
ここで勝ってまずはシード権を確保し、あぶさん対決に進むべくギアを上げて挑んだ。
結果、打線もきっちり繋がり、エース武藤も要所を抑え、相手に隙を与えず完勝。
11-2にて勝利

4回戦 対 あぶさん1
久々の公式戦でのあぶさん対決となった。
先制点を取って焦らせる作戦。先攻で一気に畳み掛けるべく攻撃開始。
ギリギリの打球がこちらに味方したり、ちょっとエラーが絡んだりと、
とにかく先制点を奪うことに成功。
そして、このあぶさん対決で引導を渡し、トドメを刺したのは他でもない、新加入の快である。
3点を奪い尚も二人のランナーを置いて豪快に特大の3ランを放ちチームがノリノリになった。
裏のあぶさん1の攻撃ではスーパーキャッチからのゲッツーや三遊間の深い所から矢のような送球で相手の攻撃をことごとく封じた。
その後も効果的に追加点を奪ったが、最終回に「このままでは終われない」と最後の攻撃にでたあぶ1は本当にいいチームだった。点差があったのでまだあぶA側には実際余裕があったが、僅差だったら逆にこちらが浮き足立つような怒涛の攻撃を仕掛けてきて、ベスト8で戦わなければならなかったのが本当にもったいなかった。
11-4にて準決勝へ

準決勝 対 プラボム2 いっちゃん
あぶさん1を最強の応援団に迎え入れ、いつも隣のグうランドで練習している強豪プラボムとの準決勝。
先制点は絶対で、初回に打線が繋がり1点を先制するも追加点のチャンスで後続が倒れ裏の守りに。
そうそう簡単に勝たせてもらえるはずもなく、速攻で同点に追いつかれる。
この試合、翔の足がつっており全力疾走できなかったので、今大会を最後に帰国する吉岡を先発で起用し、セカンド後方のミドルポジションに配置していた。
膠着状態が続くが、3回裏にソロHRを打たれ1点ビハインドになったあと、2アウト満塁の大ピンチを迎える。
プラボムの強打者を迎え1・2点の失点は覚悟か、という局面に。
そして、強烈なライナーがセカンド土肥の頭の上を超えていく。通常なら右中間真っ二つ。場合によっては3点を失う当たりに誰もが頭を抱えようとした瞬間、打球に向かって一直線に走る男が突如現れた!
吉岡だ! 走りながら左腕を精一杯伸ばし、スーパーキャッチを決める!
このプレーはデカい。勢いに乗るには十分!
吉岡がもたらした勢いに乗り、4回に打線が繋がり4点を追加し、結局これが決勝リードとなった。
5-2にて勝利

決勝 対 タワーズKA
あぶさんはここ3年、10大会にわたり決勝に進出してきた。
この10大会目をビシッと優勝で決めようとチーム一丸で練習してきた。
準決勝までの5試合、全て先制点を初回に上げてきたあぶさんA。
意気揚々と先攻の攻撃を仕掛ける。しかし、ここにきて1・2・3番が揃って凡退。
重たい空気が流れる。
エース武藤も時より強く吹き付ける強風に悩まされながら甘くならない様、慎重に投球を重ね、ランナーを許すもタワーズ打線を0点におさえる。
0-0の緊迫した展開だったが均衡がついに破れる。
今大会、いつもの率の高い安打製造機風の1番熊崎がそこそこの不調だったが、目の覚めるようなオーバーフェンスで1-0とリードする。
しかし、チャンスは作るものの打線が続かずこの1点を守る展開に。
そして最終回を迎える。
追加点でエースを助けたい、そして自分たちも楽に守りたかったが、5試合で51点を取ってきた打線が嘘のように沈黙。
決勝の怖さか。
しかしそれは相手も同じ。
それまで取れてた点が奪えない。
緊張の最終回の守りへ。
先頭バッターにポテンヒットを許す。
続く女性の当たりが運悪くボテボテのピッチャーゴロ。
1アウト2塁
続く女性が三振で2アウト2塁。
バッターは1番に。
ただでさえ緊張するこの場面にこの日一番ぐらいの嫌な風がエース武藤を苦しめる。
低く甘い球は痛打される。高く上げると風に乗ってコントロール不能となる。
結果、タワーズ打線もギリギリのボールを見極め四球で歩く。
そして2アウト満塁で3番打者を迎えた。
セカンドランナーはサヨナラのランナーなので外野手は前進する。
風さえ止めばという場面でカウントが悪くなり、運命の1球を迎える。
究極の緊張状態から投じられた球は風に乗って真ん中に流れてしまった。
打ち損じてくれればよかったのだが、勝利の女神はタワーズに微笑んだ。
真芯をくった打球は一瞬のうちに前進していた外野手の頭上を超えてホームランゾーンを
超えていった。一歩も動くことはできなかった。
試合終了。逆転サヨナラ満塁ホームラン。
1-4にて敗戦。

凡打で敗戦、準優勝。打てば勝利、優勝。
こんなシチュエーションでなかなかプレー出来ません。打ったバッターが凄い。
そして、抑えて優勝、打たれたら準優勝という本当にドキドキするあの緊張感を味わえた経験は大きいです。
今度はあのシチュエーションで笑って試合を終えれるようにまた練習して行きましょう。

武藤さんの奥様に撮影して頂いた写真のリンクを貼っておきますので、是非ご覧下さい。
https://plus.google.com/photos/116244769371985087851/albums/6123356926027813041?banner=pwa

U1

第37回JAC大会の延期分等・・・

12月に行われたJAC37回大会ですが、あぶさんAが
1回戦、2回戦を勝ち上がり、準決勝!というところで
降雨延期となりました。(2年連続の延期)
1月18日に行われました。
素晴らしい天気ではありましたが、結果優勝したカージナルスに1-6と敗戦。
3位決定戦となったNMR戦もあと1本が出ず、悔しい連敗0-1にて惜敗。

結果4位として表彰をうけました。
原川・香川のラスト試合となっただけに残念でした・・・


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2014年はメンバーの出入りの激しい年となりました。

3月 橋本修&月森茂智 帰国


5月 丹羽裕 帰国


6月 畠山秀和 異動でペナンに


7月 大ボーリング大会


7月 古関俊也 新天地ノルウェーに


10月 熊崎涼祐 結婚


10月 渡辺悟史 帰国


11月 大島さやか 異動で香港に


12月 北村徹 帰国
1月 福島かな 異動でジャカルタに


1月 あぶさん新年会with Mr. ABUSAN 林賢太郎さん!


2月 原川士朗&川原啓 共に異動でKLに


異動等でたくさんのあぶさんを支えてきたメンバーがシンガポールを去りましたが、もちろん新しい戦力もしっかり入ってきております。

現在あぶさんは2012年3月から
(優勝5回、準優勝4回)

この3月の大会ももちろん優勝を狙って行きますので、今年もあぶさんの活躍を楽しみにしてて下さい!

10th CAP U1

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