あぶさん1の総評はこちら!!

えー、昨日の第31回ファーストピッチのあぶさんAの総評を書きます。

頼れるアニキこと蔭山さん。通称かげやんと、短期留学で滞在期間が短いながらも
あぶさんに飛び込んで来てくれた学生古川のラストとなる大会。
そして日本人会大会は3大会中3回決勝、優勝1回準優勝1回+雨で決勝が出来ずじゃんけんで負けた準優勝1回と完全にあぶさんの強さを見せれたものの、ファーストピッチではいいとこなく終っていたので、二人のラストもあり何としてもいい結果で胴上げをしたいという思いがあった。



1回戦
あぶさんA VS リバーバレーデイラビッツ
ナイトラビッツのヤングチーム。
エース鈴木氏は選抜代表チームにも選ばれている。
いきなりの難敵登場。

1番丹羽が抜かれたチェンジアップを我慢してライト前ヒットを皮切りに
1点を先制。

先発は私U1。
1週前のフリー打撃、紅白でもなかなかの球が行っており、満を持してマウンドに上がるも
初戦の緊張からかいつもの病気が発病。
ノーヒットで四死球で1点を献上してしまい同点にしてしまう。
2回の攻撃はいいところなく、2回裏が最終回に。
ポンポンと2アウトまでいき、サドンデス突入かと思われたところで死球からまたみんなの足を引っ張り結果2アウト満塁に・・・
最悪のシナリオも頭を過ぎる。
あんなに入ってたストライクが何故入らないのかと自問自答。
ショート丹羽は1球ごとに投球フォームの微妙な違いを的確に伝えてくれて、1塁の蔭やんは
結果はどうでもいいから思いっきりいけ!と声をかけてくれた。
応援してくれてるレディースやあぶ1メンバーにこれ以上情けないところは見せたくない。
全力で投げて打たれるならまだしも何を一人で・・・と逆に吹っ切れ暴投を恐れず腕を全開で振った。
結果、何とか三振にとり、サドンデス突入。
サドンデスは前回の大会でバタバタしたが、今回は前回のことで慣れたのでかなり冷静に判断し、
丹羽-蔭やん-辻の順番で攻撃開始。

丹羽が初球1塁戦に超絶妙なセーフティースクイズを決める。
ずっとバント練習してきた結果が最高の形となり実を結ぶ。



そして蔭やん。
2球目か3球目の甘い球を逃さず左中間にとてつもない弾丸を打つ!
特大のグランドスラム!

ホームイン!

後く辻がライトオーバーの3塁打を放つも後続が倒れてしまい、5点リードで守備につく。
1人目は四球で押し出し。
2人目はピッチャーゴロ本塁封殺
3人目は三振でゲームセット

辛くもU1の足引っ張りを蔭やんはじめ打線に助けてもらう形で勝利。
1-1本戦引き分け
5-1サドンデス
6-2合計 にて勝利


二回戦
あぶさんA VS AMK代表
第29回大会優勝の強豪。
今年入った若手が上手く融合し、エース八木氏は今年の優勝投手、1回戦を打者6人で終わっており、体力ほぼ満タン。
あぶさんAはここ最近このAMKにFPで勝ててない。
というかU1一人で崩れて負けてきた。
何とかちゃんとした試合をして勝ちたかった。
初回先頭の丹羽の奇襲攻撃が不発に終わるも日曜日のあぶさんの打撃陣はここからが違った。
2番阿部、3番辻が連打で出塁すると、4番蔭やんが1回戦と同じような弾丸ライナーを左中間に弾き返す。
しかし、ここはAMKの俊足外野陣が予め深く守ってたこともあり2塁打止まり。


5番U1はライトフライに倒れるも、6番おさむさんがセカンドゴロファンブルを必死に走り抜き際どいタイミングもセーフ。


のぼるのヒット、武藤さんの粘りに粘ったうえのレフト前タイムリーにブーンもタイムリーで続き、5点を先制する。



迎える1回裏の攻撃だがあれだけ反省してもピリッとしないU1。
間6試合空いたのは相手も同じなので言い訳にはならないがやはり調整は難しい。
セカンド後方のフライを阿部ちゃんの好捕、ピッチャーライナーが足に当たり目の前に落ちたラッキーなピッチャーゴロなどもあったが、痛烈なヒットも2本集められ3失点。
しかし、2-3塁で打たれたセンター前ヒットにあぶさんが誇る3代目ゴリラ君であるノボルが有り得ないレーザービームをナベに投げ込み4点目を刺殺でチェンジ
ほんとにノボルの肩には惚れ惚れする。
心強いったらありゃしない。
守備陣としては最高の見せ場でした。
2回は0点で結局この試合も2回裏が最終回。
キャッチャーなべとも相談しながらだったが、1回のピッチングではストレートが抜けてライズが的に集まってたので、ほぼ全球ライズに変えた。
結果、3者連続三振で試合終了。
5-3にて勝利

準決勝
あぶさんA VS Rigor's
OBのみなさまにはSRCが原形のチームと言えばわかりやすい、シンガポールのチーム。
エースのジャックは不在だったが、強豪ブロックを勝ち上がってきた。
初めての後攻。
2試合とも先制してからの投球だったが、この試合は先にピッチャーとしてリズムを作らねばならない。
前の試合で良かったライズを多投し、初回を3者連続三振でスタートする最高の立ち上がり。
しかもライズなんて見慣れてて珍しくないチームなので素直に嬉しかった。
初めて投手として打撃陣に貢献出来た気がする。
ちょっとピッチングが良すぎて興奮してたので記憶が曖昧なので間違ってたら訂正よろしく。
初回に2アウトから辻の2塁打と当たりまくりで誰にも止められない4番蔭やんのタイムリーで先制。
続くU1が四球を選びバッテリーエラーで2アウト2-3塁に。
6番のぼるがセンター前の2点タイムリーで3-0! これはでかかった!
後続が倒れチェンジ。
2回表も三振、四球、1ゴロ、ショートゴロと抑え2回裏に。

実はこの試合で古川をDHで打撃スタッフとして迎え入れていた。
あぶさんとして打席に立ってビシっとヒットを打ってもらおうと、「細かいことはせんでええ。結果も問わん。三振でもかまへんからタイミングだけ計って思いっきり振れよ」と指示し、1回裏の我々の攻撃中もタイミングを取って素振りを繰り返していた。
その最初で最後のファーストピッチに古川を送り出す。
みんなで古川に声援を送る。

迎えた初球、「振れよ!行けよ!」と声をかけたが足元の後ろに来たショートバウンドをメッシもびっくりのヒールキックでデッドボールとなり1塁へ。
これはある意味伝説か・・・?
9番熊崎の内野ゴロで古川は封殺。


10番ナベがバントで送り、その後相手のエラーも重なり2アウト3塁で1番丹羽に回る。
残り時間は1分。
丹羽は冷静にその内容を聞きバットを出さない。
そこに相手のバッテリーエラーでクマがホームに帰り4点目が入るも時間切れでゲームセット。
記録上は何故か3-0と最後の4点目が入ってないが、それはまぁよし。
これで決勝進出!

決勝
あぶさんA VS TOWERS
神田川ラストの飲み会にあぶさんと一緒に花を添えてくれたタワーズのエース大坪氏。
彼も蔭やん、古川と同じくこの大会を最後にシンガポールを去る。
彼を胴上げしたいタワーズ。
蔭やんと古川を宙に舞わせたいあぶさんの対決となった。

決勝前のあぶさん円陣

初回、冷静に丹羽が四球を選ぶ
阿部が凡退するも辻がライト前にクリーンヒットで1-3塁
ここで4番蔭やんがきっちりタイムリーで1点先制。
1-2塁でU1がライト線ギリギリに落ちる2ベースで2点目
続くのぼるがサード強襲内野安打で3点目
続く武藤さんがレフトへの強烈なライナーも正面をついてしまう。
後続続かず3点先制して1回裏へ
先頭打者に4球を出すも丹羽がショートから的確なアドバイスをくれて
かなり安心感が生まれた。
1塁から蔭やんも「球走ってるぞ!」と自信を持たせてくれた。
実際、球は4試合目にして力が抜けきって走りまくってきた。
強打を誇るタワーズ陣が準決勝やその前の試合でライズをパコパコ弾き返しているところをみかけたのもあり、
ライズが1球打者の頭の後ろにいってしまったのでストレートもここにきてMAXの伸びが出てきたこともあって、ナベもそれを察知してかストレート一辺倒のサインに。
リードも貰ったし、グイグイ押していこうと全力で投げ込んだ。

4試合荒れ球を受け続けたナベ

どっから力が出たのか今でも不思議な決勝のU1
現に今日は左半身がとんでもない事になってます。

どうしても力が入って暴投もしてしまったが、その度に丹羽が笑わせてリラックスさせてくれるツッコミを入れてくれた。
2アウト3塁で1点もやりたくなかった気持ちが出過ぎたか、暴投してしまうものの、いい勢いでボールが跳ね返ってきてホームのカバーに入った所にナベが返球、横目にランナーが見えてたので間に合わないと思い補球と同時にベースの上にグローブを持っていった瞬間ボールを持ったグローブの、、、というか右手首の上に3塁ランナーの足が乗っかり、アウトをもぎ取った。
ツノさんの骨折出場とはレベルが違うが、完全に戦闘モードで痛いより「アウトにした」「点を取られなかった」ことでさらに気合いが入った。
2回はこちらも0点だったが2回のマウンドに上った。
結果的にはこれが最終回になったのだが、「最高の緊張感の中あぶさんのユニフォームで決勝のマウンドに上がってる。絶対2人を胴上げする」という強い思いが腕を振らせてくれた。

最終回、最後の守りにつく辻。
グローブを新調したが、4試合で守備機会は無かった・・・

レフト前のポテンヒット、これは破壊力抜群の嶋本さんだったので深めのポジションなので仕方なし。
その後、レフトフライ、ショートフライで2アウト。

そして最後はショートゴロでチェンジ。
になったところでタイムアップで試合終了!
歓喜の瞬間でした!

みんなと喜びを爆発させ整列した。
するとタワーズキャプテンの須田ちゃんから一緒に蔭山さんを胴上げしましょう。と提案してくれた。
めちゃくちゃ嬉しかった。
蔭やんを両チームで胴上げし、今度はタワーズの大坪氏を胴上げし、その後古川をちょっとだけ高めに胴上げした。
そしてあぶさんの優勝時の恒例、バモあぶさん&帽子飛ばしを行った。
3-0にて優勝!
(高画質で見たい方は→ ココをクリック!!)

蔭やんの胴上げ

古川の胴上げ

トーナメント表


集合写真
あぶ1のみんな最後まで応援有難う!
レディースのみんな、早朝から丸一日ほんと有難う!

6打数5安打8打点、大爆発の蔭やん最高!
初球ヒールキックデッドボールの古川最高!
そして、あぶさん最高!

U1


おまけ。
応援する時も経過報告する時も、常に姿勢を良くするトレーニングを忘れないえっちゃん。
朝からずっとボールを乗っけてましたが、さすがに優勝して喜んだ時に落ちたようです。

「これ乗っけてるとバランスとれて体幹鍛えれるねん」

丹羽「えつこさん、まだボール乗ってますね」
阿部「朝からずっとあの姿勢やな」


写真提供:Kuan
Spcial Thanks to Photographer Kuan

5 comment:

匿名 さんのコメント...

優勝おめでとうございます!!
蔭山さんの気持ちよ過ぎるバッティングと、古川の出塁後の照れ笑いが見れただけでなく、優勝と言う最高のフィナーレで2人を送り出せることが何より嬉しいです。
感動をありがとうございました!!
#95

匿名 さんのコメント...

優勝おめでとうございます。コメント見てると強いチームとして優勝したのだと思いました。今の現役はほんとに強い!すごい!前人未到のファストピッチ3連覇を期待せざるをえません。出来ると信じてます。

7th

匿名 さんのコメント...

U1キャプテン、大興奮の一日をありがとうございました。試合もしてないのになぜか翌日筋肉痛でした。初戦はまた胃が痛くなりながら祈るような気持ちで応援してましたが、あのツーアウト満塁で三振を取ったときからそんな心配は無用でした。三振をいくつ取ったか途中まで数えてましたが私の記憶力では無理でした。そして、一日中塁間を走り回った
アニキ、あの特大満塁ホームランはしびれました。お願いやから日本に帰らないで下さい。そしていつ
もニヤニヤしてるかわいい古川、塁に出てもやっぱ
りニヤニヤ。惜しいキャラがらいなくなります。決
勝戦で対戦したタワーズさんは今年3回も決勝戦で対
戦した相手。あぶさんの顔でもあるワニとのぼるに
とってもファストピッチでの優勝は初めて。そんな
色々な要素もあって今回の優勝はほんと嬉しかったです。4年間待ち続けたファストピッチでの優勝でした。これでやっとあぶさんの選手宣誓を見ることができます。素晴らしい一年の締めくくりをありがとうございました!#125

匿名 さんのコメント...

優勝おめでとうございます。久々にカランに響き渡るバモあぶさんを動画で見て興奮しました。
これから、また新たなる伝説の始まりですね!


9代目

匿名 さんのコメント...

優勝おめでとうございます。やりましたね。めちゃ嬉しいです!!
西田

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