報告が遅れましたが、去る5月25日、数々の歴史が刻まれたカランフィールドで
主将U1の選手宣誓と共に第35回JACファーストピッチトーナメントが開催されました。

あぶさんA
1回戦 vs NYK 
結果 13-0
初戦の入りからすると上々。
しっかり点を取り、翔を温存し久々に大塩をマウンドに送り出せた。
その大塩は今回から70mフェンスが出来たが、あと20cmで柵越えという特大の当たりを炸裂させ、KLからの長距離移動を感じさせない相変わらずの打棒でした。
危なげなく快勝。

2回戦 vs AMK
あぶさん翔とAMKの若きローカルピッチャーの快速球バトル勃発。
35分の試合時間で少ないと2回表で終わってしまう昨今、
4回の裏まで回り、ヒットはU1の振り遅れて詰まったレフト前ポトリのみ。
翔が許したランナーはエラーの一人だけかな?
とにかく両チームランナーが出せない。
結局4回終わって0-0のサドンデス突入。
AMKの攻撃1アウト満塁からスタート。

先頭バッターが翔の渾身の速球をとらえる!
前進守備のショート横に鋭いライナーが飛ぶ!
ショート岡が腕を伸ばし渾身のダイブでライナーを捕球、
すぐさまサード古関と目を合わせ、古関がサードに戻る。
素早い動きで飛び出したサードランナーを封殺。
最高の形でダブルプレーを奪い、勢いをつけて裏の攻撃へ。

サドンデスで表をゼロに抑えると、裏の攻撃は相当有利になる。
1点だけ取る意識をすればいいからである。
表の攻撃は何点でも取りたいので基本強打になる。

円陣を組み、冷静に作戦を練る。
3塁ランナーを経験豊かで俊足の武藤さんに委ねる。
2・1塁ランナーはゲッツー阻止で足の速いメンバーを配置。
打順はU1→大塩。
相手ピッチャーは球が速く、変化球もあり、そしてまとまっている。
荒れ球も少ない。
そこでランナー全員に「2球目を叩くので、いいスタートを切ってくれ」と指示。
もしライナーが飛んでしまえば同じようにゲッツーになる危険な作戦だが、
このピッチャーから1点を取るにはこれしかなかった。
初球、ど真ん中にストライクが来たが、見逃す。
そして2球目外角にライズが来ると上から思いっきりダウンスイングで叩いた。
高くバウンドした打球がピッチャーの頭上へ。
手を伸ばしてジャンプするが、その上の超える。
U1は一塁へ走りながら勝利を確信!結局ショートはどこにも投げられず、
サヨナラ勝ち。

両チーム共に投手が素晴らしく、あぶさんはセカンド浦さんのダイビングキャッチ、
大塩の逆シングルダイビングにショート岡の恐らくシンガポールソフトボール人生で
1番大きなプレーであろうサドンデスを0点に抑えたダブルプレーキャッチ、等など、
みんな球際に強く素晴らしい試合でした。


準決勝 VS SINGAPORE RED
シンガポールのユース代表チームとのこと。
彼らの戦いっぷりを見ていたが、はっきり言って強い。
対戦したことの無いスピードのピッチャーが上下の変化球を交えて投げ込んでくる。
厄介なピッチャーだ。

今回はSEA GAMEという国際大会が控えており、その前哨戦ということで
シンガポールチームが3チーム出てきており、その3チームとあぶさんがベスト4に残った。
日本人チームとして、前回の覇者として、ここで負ける訳には行かない。

大会は雨が降らず朝から延々と日光が降り注ぎ、途中の中断もなかったが熱戦に熱戦の
サドンデスで押しに押し、二時間以上もずれていた。
準決勝で既にナイターである。

初回、際どいところを連続で見極められ(手が出なかったのか?)先頭打者に四球を選ばれる。
そして盗塁されてしまう。
のぼるが凄い球を投げたが相手の足が若干早かった。
翔のストレート+のぼるの剛速球でセーフになるって、離塁早くしないと無理やと思うけど・・・

そして、さらに塁を盗もうとしているランナーを気にしながら守っていたが、打者を三振にとったコースが微妙で、ちょっとした隙に三盗を許してしまった。
次の打者のセカンドゴロの間にランナーが帰ってしまい1点を足で奪われた。
結局3回までまわったが、初回にU1が四球で出塁したぐらいで、あぶさんも相手もノーヒットで
試合終了。

うまいことサドンデスに持ち込まないと、連打どころか安打が出ないレベル。
セーフティーを狙うも1・3塁のチャージが強烈で、バントも容易ではない。
その相手も決勝では負けてしまった。

今回、ローカルのチームが2つ増えたこと、他のチームにハイレベルのピッチャーが入ったことで
一気にレベルがぐんと上がった。

是非あのチームに雪辱したいので是非次回も参戦してほしいものです。

U1



あぶさん1 JACファーストピッチトーナメント大会(2014年5月)総評

今回のあぶ1は熊崎の投手としてのデビュー戦となる。
決起集会では、熊崎を皆で支えて行こうと誓った。
また、野口、アッシャー、北村、高木といった新戦力のファーストピッチデビュー戦ともなった。

【1】
1回戦 VS  Towers M 0-11

1回表、あぶ1は先攻。一番渡辺(捕)がファーストフライ、二番神谷(二)がレフトライナーで倒れる。
三番香川(中)がセンター前ヒットで出塁するも、四番野口(左)がセカンドゴロ。
0点で攻撃を終える。

1回裏、ピッチャー熊崎がデビュー。ただ、ストライクが思うように入らない。
四球でランナーをためたところにタイムリーヒット。この繰り返しで、結局ノーアウトも取れずに大量失点でノックアウト・・・。
その後、交代した香川が最小失点で抑えたが、結局1回表に11点と大量得点を取られてしまった・・。

2回表、あぶ1は5番ケン(一)、6番熊崎(投)、7番藤瀬(三)が凡退。あっけなく0点で攻撃を終える。

2回裏はピッチャー香川が大健闘。0点に抑える。

3回表、あぶ1の攻撃。と行きたい所だったが、ここでタイムアップ・・。
なんと8番畠山(遊)、9番アッシャー(右)には打順を回すことも出来なかった。

残念ながら惨敗となった。


【2】
敗者復活1回戦 VS FSBC OP  3-4

初戦の惨敗を受け、ピッチャーをどうするか議論があったが、ワンアウトも取れなかった熊崎が出番なしでは、今後に繋がらないということで、熊崎の先発起用を決定。
ただ、四球が続いたらその時点で交代、との条件付きである。

1回表、あぶ1は先攻。1番畠山(遊)が出塁し、2番神谷(二)も四球を選ぶ。
その後ワイルドピッチの間に、ランナーが進塁し、ノーアウトランナー2&3塁。
ここで3番香川(中)がきっちりレフト前ヒットを放ち、2点を先制。更に相手ミスで香川は3塁へ進塁。
ここで4番野口(左)はライトへ犠牲フライ。3点目を入れる。
上々のスタートである。
その後、5番ケン(一)のセンター前ヒット、6番渡辺(捕)の四球で出塁したが、得点には結びつかなかった。

1回裏、熊崎が投球するも、思うようにストライクが入らない・・。結局ワンアウトは何とか取ったものの、再び香川に交代。
香川が後続を抑えるが、3点を失う。

2回表、2回裏、3回表は双方得点できず。

3-3の同点のまま、3回裏FSBCの攻撃をなる。
ここで1アウト1&3塁のピンチを迎える。1点取られたら試合終了なので、満塁策。
ただ、次のバッターの打球はむなしくもセンター前にポトリと落ち、3-4のサヨナラ負けとなった・・。



今回は最低1勝を目標に掲げたが、残念な結果となってしまった。
投手熊崎は2試合で防御率250以上という、天文学的数字を叩き出した。
ただ、一人前になるには場数が必要である。今回の経験を糧にして、今後成長してくれることを祈りたい。

#23 神谷

1 comment:

Unknown さんのコメント...

まずはおめでとさん。
あと、しゃおりんおかえり。
次は優勝やで。
あぶAはあぶさん対決までまけたらあかんで。

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