シンガポールに来て１年半になる。来星してすぐにあぶさんに入ったから、俺にとってシンガポールの滞在期間＝あぶさんでの活動期間になる。多くは語れないが思えば色々な出来事があった。別に今すぐに帰国する訳でもないが、最近親しくしていた会社の同僚が帰国したりと環境の変化も多かったため、何となく１年半を振り返ってみたくなった。あぶさんで過ごしてきた１年半、毎週欠かさない練習。ずっと野球をしてきた人にとっては、週一回だけなんて物足りないものかもしれないが、俺にとっては少年野球以来の熱の入りっぷり。大学の野球でもこんなに真面目には取組んでいなかった。家庭の事情でソフト以外の活動（ランチやゴルフ等）への参加は難しい（出来ればもっと参加したい。）が、これだけ年齢層もバックグランドも性別も国籍も異なる連中が集まり、ソフトボールという一つの目的のために、くそ暑いシンガポールの芝生の上で毎週欠かさず汗を流しているというのは未だに異常だと思う反面、日本でも絶対にあり得ないであろう環境である事から、もはや離れられない。任期として残されたのは、あと約３年半。はっきり言ってシンガポールという国自体にはそろそろ飽きてきた。もちろん仕事面でも何らかの軌跡は残したいし、嫁や子供にもたくさん思い出を作ってやりたい。ただそれだけでは物足りないので、ソフトボールでも今のメンバーと共に、充実した時間を過ごしていきたい。欲張りすぎかな。

英語が堪能な元副主将